A-turn Family Project’s Blog

2020年。東京から秋田県大仙市へ家族で移住。秋田移住(A-turn)の旅へ!

豪雪×巣ごもり・秋田2年目のホンネ

秋田にAターンして1年が経ちました🙌

2020年は髙梨商店の生誕年となり、持たない自由を楽しむ風の時代に突入した年🍃

物質を作り出すこと、物質を所有することが中心だった価値観が、精神性やつながり、ネットワークを重視する『所有』から『共有』へと移り変わっていくそうです。

シェアハウスやキッチンカーなど以前からシェア文化の中で生きてきたのですが、コロナ渦でさらに場所や仕事時間の制限から解放された今、アフターコロナの世界の在り方は全体的に流れが変わりそう‼️

 

さて、秋田に来て2度目の冬。

昨年は記録的暖冬と言われ『こんな年は産まれたてきて初めてだー』と聞いていた翌年の今年の豪雪☃️地元の皆さままびっくり😳

髙梨商店の物件にはじめて出逢った年前の写真と積雪量は比べものにならない笑。

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雪で埋もれて家が見つかりづらいw

第一弾は12月クリスマス前にどさっと降り、極寒のなかクリスマスチキンをキッチンカーにて販売しました!


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その後、第二弾は年末年始でどさどさっと降り☃️☃️


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-15度の朝。窓からの風景に樹氷あらわる。

停電や自衛隊派遣や雪おろしでの事故など災害レベルの情報が県内を飛び交い、大雪の自然の威力に全然適応できないsatori💦

😰『そもそも、雪かきってどうやるの?雪寄せグッズ種類豊富すぎるし使い方がわからんひ💦

てか、めっちゃ雪降ってる最中にみんな長時間やってるのなんで?一日中やってるやん、危ないやん。

雪でお店休むなんて通用するセカイ?

うわー毎日駐車場から朝出れないしハマるー🚌

何百キロの雪の塗り壁が屋根から落ちてくる恐怖!

ひゃーあのお宅もあっちも軒下雪で折れてる〜涙」

とにかく疑問と驚きだらけの日々が1か月近く続き、ヘトヘト(T ^ T)

そんな豪雪の中、中途半端だった引っ越しを年末年始に済ませることに🚛。拷問か😱

色んな方々の説明やアドバイスを受け、ちょっとずつ雪との付き合い方を咀嚼しております。

 

でも悲しいことばかりではない、💪

雪国の人々の底力を垣間見て感じることができた機会でもありました✨

雪寄せコミュニケーション、近所の方々と助け合ったり、知らないひとでも車がハマれば助けてくれたり🚗

雪寄せボランティアグループがいくつも発足し、高齢者の家や農家の果樹を救ったり🌳

宿や温泉のボランティア解放や、食事の寄付など数えきれないドラマの話題にに胸が熱くなりました🔥

私たちも微力ですがボラ飯の提供に携わり、今後の豪雪時の連携ネットワークの大切さを学びました☃️

寒くても心はやんわり暖かい、秋田の冬。

 

豪雪に加え、都心では緊急事態宣言にて巣ごもり。みんな大丈夫かなー?🦠

そんななか秋田のやっと雪も緩みはじめましたが、コロナの影響でテイクアウト需要が増えています☃️

時代が大きく動く今、わたし自身の価値観も、見直し整理整頓するよい機会です💡

気づかないうちに価値観の壁、思い込んで厚くなってないかなぁと。

 

そこでまた頭に浮かんだのが、風の時代のはなし。

持たない自由を楽しみ、「自分の心を感じる」「自分の感情を感じる」っていう男女問わず誰にでもある女性性を認め個人を尊重する多様性の時代。

 

秋田にAターンして一年。

見知らぬ土地に嫁に来て、コロナ禍のなか、人生初めて土地物件を購入して飲食店を構えた激動の2020年。

花火の迫力や豊かすぎる四季の美しさや自然の雄大さに感動し🎇

ビジョンを描き、地域に根付くために走り始めた第一歩👶

楽しい❗️毎日があっというま🏃‍♀️注目される緊張感も。

でもなんか疲れる。寂しい感じもあったり。

あれ、わたし秋田人にならなきゃって無理してる自分がいるなぁって。

 

旅するように生きる私のアイデンティティや、地元下関のルーツ、どこかに閉じこめてる気がする😴

『当たり前だよ、慣れて地元民に受け入れられるなんて何年もかかるよ、集まれば昔話や噂話ばかりだし、友達だってそんな簡単にできるもんじゃないし、仕方ない。地元の過去の家柄やキャラで大人になった今の地位が決まる雰囲気が気持ちよくないから、地域から出て行きたくなる気持ちもわかる。』

この一年、ナーバスなことばが自分のどこからか時々聴こえてくることもあって、ちっぽけで嫌気が刺した。

もちろん、想像以上に地域の人は優しくてウェルカムで、hiroの交友関係や、学校関係、移住者コミュニティなど少しずつ友達もできてきてる🤝

秋田に来てすぐコロナで、集まる機会も少なく流れが滞っているのはもちろん、だからこそ丁寧に関係性を紡ぐこともできている。

 

でもふとした瞬間に気付く。私が輝いて見える人はいつだって、場所や常識に捉われず自由に旅するように生きている。私のアイデンティティそのもの。

秋田にいても私はそのままでいよう。

日本中の友達に相談だってできるし、学びたいこともオンラインで知識を共有できるようになった。

秋田にいながら今までお世話になった人たちの力になったり地元下関を応援することだってできる🐡

秋田にはまだまだ知らない場所がたくさんあるからマイクロツーリズムも毎月の目標に。

身近な場所にキッチンカーで出店して地域の魅力ももっと発見したい。

 

今年は、風のように自分の興味を丁寧に探究していこう。

目に見えない精神性に居場所を見つけることができてなんだか少しほっとした。

 

私たちは髙梨商店というリアルなフィールドでビジョンを実践して楽しみをみんなで共有できるから。

畑に鶏小屋、野外シアター、キッチンカーの活用。ここでやりたいことは盛りだくさんあるけど、できれば仲間や地域のひとを巻き込んで楽しんでやりたい🙌

オンラインで居場所を見つけることができる時代だけど、私たち人間はリアルな触れ合いでしか得られない安心感や関係性もある👶

 

ネットワークとリアリティのバランスをこの一年はじっくり感じて楽しむ!

2021年の抱負です^^

鶏の命を解くチキン屋になるために。

ローストチキン屋さんになると決めたとき、美味しそうに焼かれたチキンをただ売るだけではなく、鶏の命をいただいていることを一緒に伝えることができるお店でありたいと決めました。

命をいただき調理することに責任を持ち続けるということは、台所に立つ者の役割だと思っています🔪

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命を解く瞬間に、私たちはなかなか立ち合うことができない時代に生きています🌎それはとても大切なことだとみんなわかっているはずなのに。

今回、tasogareさんのお声かけで『鳥の命をいただく会』に参加した際の貴重な体験を忘れないうちに記録_φ(・_・ 。

(いのちのやすらぎファーム・秋田市上北上・進藤伸一さん主宰)

来年か再来年には、我が家にも鶏さんを招きいれ実践したいと思います🙌🐣

 

【鶏の🐔命のいただき方】(生々しい表現含みます)

①鶏小屋から、比内地鶏を捕まえてきます。

大人しく臆病な性質の比内地鶏ですが体格は大きく8ヶ月でたくましい若鶏。

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②暴れないように足と羽をひもで縛ります。怖がらせる時間を最小限に、手際よく。

③目を隠して、頭を地面につけ。顎のトサカのすぐ下の頚動脈を包丁で切ります。思い切り上から下に。思い切らないと鶏も苦しむのです。


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「暴れると痛いからどうか暴れないで」

雑念を捨てて、使命感だけで命を解く瞬間。

鶏が動かなくなると「ママが、やったの?」と隠れていた娘が尋ねてきました。     

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④逆さまに宙づりして、10分程度血抜きします。その間に大きな鍋に80℃くらいのお湯を沸かして、スタンバイ♨️


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⑤背中の方から、お湯につけ身体全体をひたして直ぐに引き上げる。そうすることで簡単にキレイに羽根をむしることができます。


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⑥すっかり丸鷄に。見慣れた風貌に早変わり。

バーナー🔥で残った毛を焼き切り、水洗いします。


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⑦そしてついにまな板の上へ。首を落として包丁を入れるとニワトリはとり肉へとなる。

尊い命がありがたい食べ物に見えていく本能というのか心境の変化◎◎◎

これがスーパーで当たり前にとり肉を買う私たちが向き合う命を研ぎ澄ます感覚だと思います。


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⑧筋肉や内臓をひとつずつ丁寧に感じながら解体。明日産むだろう玉子🥚や、玉子の素がでてきたり、みんなでわぁっと盛り上がりながらあっという間に部位ごとに仕分け。


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「私の好きなレバーだ!」盛り上がりに誘われ、minoriも解体したとり肉や内臓が触れられるように✋

普段は丸鶏ごと焼いているので、各部位の筋肉や内臓の接合部まで細かく説明してもらえてとても勉強になりました🙇‍♀️

鶏の捕獲から捌き終わるまでのあっというまの3時間⏰

比内地鶏の飼い方や特性、入手方法などもご教示いただいたので、我が家にも迎えいれたい気持ちは強まるばかり✨🐣

みんなに愛される看板鶏🐓に育てたいな!

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持ち帰った比内地鶏は、だまこ鍋にして美味しくいただきました!鶏ガラからとったスープに特有の黄金の油、しまった肉は格別✨レバーやハツはソテーにして。こういうのが腹の底からパワーみなぎる料理なんだなぁ💪

余すことなくごちそうさまでした😊

 

ちなみに比内地鶏のローストチキンも、事前予約制で受け付けております🎄

甘くて弾力のある身は力強さを感じる、唯一無二の存在感。当店の通常のFIRE WORKS CHICKENと食べ比べてみても👌

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手前が比内地鶏。2倍の大きさ。で、デカイ!

コロナ渦で、飲食店向けの比内地鶏の需要が落ちていて、養鶏場の経営も厳しいとのこと⚠️。秋田を誇る比内地鶏を余すことなく活用したいですね🐔

来年、比内とりの市が開催されたら出店したいなぁ。

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最後に食育にオススメの一冊を。大人も毎回涙します。

 

試食会のご報告とゆるりとオープンのお知らせ。

ずいぶんと日が過ぎてしまいましたが。

10/10.11に2日間試食会イベントを開催しました🙌

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プレオープンの様子をカメラマンのjinくんが髙梨商店のホームページPVとして編集してくれました🌟ナチュラルで優しい雰囲気の動画が私たちのコンセプトにマッチしてる‼︎

試食会の目的は近所地域の方へのご挨拶と、オープンまでに携わっていただいた方々への御礼を兼ねて🐔

コロナ渦で開催方法に色々と悩み抜き。

開催を2日間に分けてガイドラインを作り、感染対策を徹底して絞ったコンテンツたち。

●ローストチキン、ビーフソーセージ、ベーコン、おつまみ盛り合わせの無料試食🐔

●gravityfreeによるバスペイント🚌

●青谷明日香さん、サトウリュースケ君の音楽ライブ🎵

●ポニーとの触れ合いコーナー🐴 など

 

メインコンテンツ、gravityfreeによるキッチンカーバスの1週間にわたるライブペイントのお披露目会。大曲秋の章の開催に合わせて日程をくみました🎇

幼稚園バスの面影の残ったマイクロバスが、髙梨商店のキッチンカーへと瞬く間に変身❗️

「花火と共に在る大曲の人々の暮らし」

「髙梨を見守る髙梨神社や精霊の鍾馗さま」

懐かしい未来などをテーマに施されたデザイン。

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これからの髙梨商店のビジョンを少しでも表現できたことに感謝🙌

これから一歩ずつ末永く地域に根強いていこうと思います。

 

そして迎えた本オープン10/28(水)

ローストチキンのテイクアウトからスタート🐔

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初日からこの土地を譲り受けた102歳のおばあちゃんや魁新聞の取材、ご縁や気になってたーと言ってくれた色々な方々が訪問してくださり、あっという間の2週間🏃‍♀️

 

途中2回の週末を挟み、ヤマキウ南倉庫@カメノイチ旧池田庭園払田分園でのファンタジーナイト出店にて秋田にてキッチンカーデビューもできました🙌🚌

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そのまま11/11(水)よりランチ営業に突入‼️

宴会もご予約いただきました🍺

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魁新聞効果によりたくさんのお客様にご支援いただき、鳴り止まない電話に地元新聞のローカルパワーに驚きです‼️😳

www.sakigake.jp

 

飲食店をお互い10年経験した私たちですが、不慣れで対応できないこともあり、試行錯誤の日々です🍴

こうやって振り返ればかなりハードな1か月半だ(´⊙ω⊙`)‼️

これからも日々丁寧に。

情報ははSNSにて定期的に発信してゆきます!

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お店のコンセプトの話とホームページ開設中。

髙梨商店の仮ホームページ開設中!まだメニューや店舗の写真素材が撮影できてなくて未完成ですが、最近、「何屋さんなの?」尋ねられることが多いのでひとまず概要をまとめました😊

検索順位を上げたい!クリックお願いします🤲

今回は、高梨商店の創りたい世界観、コンセプトの話🎇

www.takanashistore.com

 懐かしい未来と循環する暮らしを創造し、地域に愛され続けるお店づくりを目指します。

 「懐かしい未来」この言葉に初めて出逢ったのは、5年前山梨県都留市にある自然農とパーマカルチャーを体験できる大人のための自然学校「風と土の自然学校」に1年間通った際の講義でのDVDを観たときです。その後も頻繁にそちらの分野で耳にするようになりました。

ヒマラヤの辺境ラダックにおけるつつましくも豊かな暮らしと、そこに襲い掛かった近代化と開発の嵐。貨幣経済に頼らずに、ほとんどすべての生活を自給自足によってまかなっていた理想郷に突然入り込んだグローバリゼーションの弊害。わたしたちの中に貧困はありませんと胸を張っていた人々が、わずか数年で貧困にあえぎながら援助を懇願する。貨幣経済が貧富の差をもたらし、グローバル経済が本来不要なものへの欲求を生み出し、人々から時間と幸福を奪う。
 著者は失われた幸福を惜しむだけではなく、グローバリゼーションの本質と、それを超える道を実証的に明らかにすることを決意。ラダックに息づく深い伝統的な智恵が、その新たな道を進む鍵であることを示唆しています。

本書では、過酷な地で伝統的な共生生活を守り続けてきたラダック人の生活が、近代化の名のもとに破壊され人々の心まですさんでいく様子が克明に描かれています。先進国日本に住む私たちが過去に失ってしまった大切なものが、まさにラダックでも失われつつあるという現実のお話です。

これは私たちのまちにも当てはまることで、かつて日本一住みよいまちと呼ばれ、子どもたちがたくさんいた大曲が今や消滅可能性都市として示唆されているのも、「田舎には何にもない。都市に行ってお金を稼がなければ」という思想による人口流出も一因だと思います。

a-turn-project.hateblo.jp

 秋田には伝統的な叡智が深く残っているという可能性を秘めていて、重要無形民俗文化財が第一位食料自給率も日本第二位!小規模多品目の自給菜園を当たり前のようにしている風景がたくさん見られます。農繁期は短いですが、工夫によって多種多品目栽培できることがわかりました。

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秋田に移住してきて感じた本能で感じる懐かしさと安心感。日本人の主食である稲の成長と共に移ろいゆく季節。伝統的な花火が日常的に見ることのできる大曲の文化。あまり出しゃばらず調和を大切にする人情深く努力家の多い県民性。

satoriにとってはゆかりのないこの土地が魅力的に感じられたのも、ずっと描いていた「懐かしい未来」の匂いが既にこのまちに存在していたからです。

それは時代遅れではなく情報化社会やリモートワークの発達により、懐かしさと先進技術の調和が再発見されている現代のニーズに近く☘

伝統的な叡智や自然との関わりを大切にしながら、より人間らしく幸せに生きていくという選択肢と可能性がこのまちに溢れていると感じるのです。

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少し車を走らせせばそこは大自然

しかし今までのような若者の人口流出の原因には「地域には魅力的な仕事がない」と地域住民が思いこんでいるという面もあったのかと思います。

まずコミュニティの弱体化により地域で魅力的な仕事につく「カッコいい大人」との接点がない。また大人たちも地域の仕事の魅力や素晴らしさを次世代に伝えておらず、農家や職人にも自分の子には勤め人になってほしい願う人が多かった時代背景。

地方の若者が「都会に行きたい」と思うのは自然なことですが、そのうちの何割かが戻ってくれば、都会で培ったネットワークや経験を地方で生かすことができます。

そのためには子供たちの郷土愛や冒険心を育む文化や、若者のアイデンティティの確立を支援する居場所づくりが必要です。

私たちの使命は魅力的で多世代が交流する場所づくりを、飲食店やキッチンカーを活用して実践していくことだと思っています。

hiroは10代に地元でカッコイイ大人たちが集まる場所を見つけることができたおかげで自分のアイデンティティを持ち、将来同じように居場所を創って地域に恩送りしたいという夢ができたといつも話してくれます。

その夢を一緒に叶えたいと思って移住しました✨

真面目ですが、堅苦しいことは苦手なのでhappyに常に遊びゴコロを第一に✌️

郷土愛を育み、愛を恩送りできる循環づくりに貢献できますように。

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循環」というキーワードはもうひとつの意味を持っています。

私たちは飲食店なので「食の循環」を楽しむコミュニティムーブメントをみんなでつくるという目標です。

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食品廃棄物(調理の際の生ゴミや食べ残し)を生ゴミ堆肥、または鶏の餌にして鶏糞堆肥を作り、自家菜園野菜を育て、その野菜を調理してお客様に食べていただく。

さらっというととても単純で、日本人が昔からやってきたことですが、いざ毎日やって見ようとすると手間と色んな知恵がいるこの過程。私もまだ実践しきれていせん。

また、関わってくる生態系が豊かなほど、循環の相関図は多様化していきます。動物の命を食べるというありがたみもより深く感謝できる。

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Harvestによって生かされていることをリマインドできるように

知恵を分け合い、食の循環プロジェクトをみんなで楽しくやりたい!

生ゴミ堆肥を作り畑で汗水垂らして美味しい野菜ができると私はとても幸せになります。

それはきっとお金の力ではなく、自然や微生物の力を借りて生きている実感がわかりやく感じられるから。

食べることは生きること🍎

食べ物をつくる技術を共生を通して身につけるということは人間の基本的欲求を満たし、間違いなく自信と安心感を創りだす☺️ その心の余裕が幸福度アップになり分かち合うことが当たり前になる。ジムにいかなくったって田畑や自然と本気で向き合えば重労働!

衣食住全てに通ずることですよね🌱

ここには、古き良き文化時代を生き抜いた人生の先生方や応援してくれる大人がたくさんいると信じています。

大切なことを繋いでいく居場所🌍

 遊びゴコロで一緒に創っていく仲間も募集中です🌱

 

 

野外シアター創ったら上映したい作品のひとつと共に。 see you!!

「ビッグリトルファーム」


【新しい仲間たち】/映画『ビッグ・リトル・ファーム 理想の暮らしのつくり方』本編映像

古民家リノベーション、仕上げ工事へ

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全国花火競技大会(大曲の花火)が予定されていた29日、秋田県大仙市の雄物川河川敷でサプライズ花火が打ち上がった。大会は新型コロナウイルスの影響で来年に延期されたものの、大曲商工会議所などでつくる大曲の花火実行委員会が、短い時間でも花火を楽しんでほしいと企画。全国の煙火会社28社がコロナ収束の願いを込め制作した大輪が夜空を彩った。

昨日のサプライズ花火、感動でした!!

告知こそはされないものの、毎週いたるところで打ち上がる花火に、花火のまち大仙の歴史と花火師さんたちの心意気に胸が熱くなります。

来年は、ぜひみんなに花火を楽しみながら、当店のFIRE WORKS CHICKENを頬張って欲しい🎇!!

 

さて、約2ヶ月半、あけない梅雨のムシムシした中🐌集中豪雨の日も☔️カンカン照りの日も🌞。ほぼ休みなく大工さんたちが頑張ってくださり、木工事がほぼ完了‼️

プロのしごとはミリ単位に丁寧で美しい✨ 

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何年かかってDIYしても及ばない💦セルフリノベーションできるところとプロにお願いすることを選ぶことも大切だと実感💡

家が変身していく姿を日々相談を積み重ねつつ、ワクワクそわそわしながら待ちわびていました‼️

それは、家が命を吹き返したような🌻

こんなにも変わるのかー😳❗️

 

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正面玄関
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全景

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キッチンは天井以外面影がないほど‼︎

冬は暖かく、夏は涼しい、古くて新しい古民家。

エコ住宅設計に長けている鈴木住宅工房さまに難しいリフォームを考え抜いていただき、心から感謝です🙇‍♀️

夫婦室、子供室は断熱をたっぷり入れてもらって🔥

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キッチンやリビングは、古民家の梁を残しナチュラルに融合。

断熱加工できない箇所もある分、薪ストーブの熱が全体に行き渡るように家の中心に煙突を設置することとなりました。

 

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憧れの薪ストーブ!

木は無垢セレクトしていただき外壁は秋田杉中心に木張り、内装の壁や天井は青ヒバを木張り🌳

キッチンの床は墨モルタル、リビングはもともとあった畳の座敷を活用✨

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私たちの意向をくんでいただき素朴で自然な雰囲気になりました🌳

そして悩み抜いたカウンターテーブル❗️

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森の木をそのまま持ってきたようなデコボコした一枚板がよくて、探しまわり🏃‍♀️

まっすぐでない木は材木として需要がないため、なかなか生産数がないとのこと。ご縁で掘り出しモノに出会えて嬉しい😆

 

残りはラストスパートです🙌

予算が尽きたので、仕上げはまた夫婦でDIY工事⛏

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汗だくで作業。

塗り壁を、サカンでぬりぬり〜。床や柱を自然塗料でオイルコーティング✨ 

果たして10月までに完成するのかな〜😅

 

ひとまず一粒万倍日であり、旧暦の七夕🎋、愛娘みのりの8歳誕生日🎂である8月25日に『髙梨商店』設立✨

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未来予想図。アップデートしました!


 OPENは10月予定😊

 

応援プロジェクトで秋田の魅力の再発見🐷

FIRE WORKS CHICKEN🎇を大仙市から全国へ発信するために🙌

地元のお肉屋さんと工場と連携し、髙梨商店のレシピをお伝えしてサンプルを作ってもらっています🔥 

開発しているのは、ローストチキンの他にビーフソーセージ、ベーコンなど。

なるべく地元から近い鶏🐔、鹿角牛🐮、笑子豚(エコブー)🐷、比内地鶏などを使用した商品を共同開発してWIN-WINの関係になれれば嬉しいな。

本日はネーミングもコンセプトも素晴らしい、次世代型エコブーをご紹介。

笑子豚(エコブー)🐷

地元名産の稲庭うどん、ひきわり納豆などの食品ロスを含む材料を乳酸発酵させた高品質な「リキッドフィーディング」で育つ笑子豚。内蔵に負担が少ないため、健康的に育ちます。日本では数パーセントしか飼育されていないハイブリッド豚は、高級豚に引けをとらないおいしさが特徴です。

コロナ渦で、行き先のなくなった地元の畜産動物たちの命が無駄になりませんように🥺

秋田は畜産も盛んだから🌻。飼育の現場にも足を運び、生産現場の生の声を伝えていきたい。

 そして先日は地元の美味しい肉屋のホープ 肉のわかばさんの担当者と、田園ハムの工場にて打ち合わせでした✨

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燻製設備の整った老舗工場。

田園ハムは秋田老舗の食肉加工工場🏭

秋田・横手盆地を流れる雄物川流域に広がる田園風景が美しい里見地区。この地で国産豚肉100%を材料に長時間熟成でじっくりと仕上げる「田園ハム」のハム・ソーセージ製品は、地元秋田だけでなく県外にも知られる食のブランドとなっています。保存料無添加ソーセージは優しい味わい。お取り寄せグルメにピッタリ!

 オンラインサイト

里の燻製工房 田園ハムネットショップ |

 

高梨商店は、大仙市の魅力を伝えるために特産品と一緒にローストチキンギフトを開発していきたいのははもちろんだけど、まずはローカリゼーション。基盤づくり。

地域に根差したより“ローカル”で小規模な経済システムを構築することによって、文化や自然環境な地域社会を守ることができると信じて。

それは、経済が自然や社会を左右するという大規模経済の逆あり、人間に本来備わっている強さ、忍耐力、そして善意によって成り立つもの。

まさに今コロナ渦での状況そのものだと思います。

 

秋田県でも県内での飲食、宿泊業者をはじめとした事業者を応援📣しようと、地域社会で経済を潤すプロジェクトがいくつも立ち上がっています。正直、びっくりするくらいお得で、全て併用したいくらい✨

www.pref.akita.lg.jp

akita-premium.com

https://fan-akita.sakigake.jp/

 

 せっかくのこの機会を活用して、花火やお祭りのない夏休み、思いっきり県内の魅力を堪能、再発見しようじゃありませんか🤗

近所に住むご高齢者や仕事や子育てに忙しい親御さんなど、皆さん意外とこのお得な制度を知らないものです。

ちなみに先日購入したプレミアム飲食店は、最近電子版も発売されたばかりで、申し込みも簡単でとても便利!

みんなでシェアして、仲間や家族どおし誘い合って、地域の絆も再発見して、乗り越えていけたらいいな🌼

 

 


おおはた雄一 『おだやかな暮らし』

 

welcome‼︎キッチンカーバス🚌

キッチンカーバス🚌のベース車、日産シリビアがやってきた!(*゚∀゚*)

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幼稚園バスは子どもたちを安全に送迎するために毎年きちんとディーラーで点検されているそう✨だから程度のよいものが多い。

小さな椅子がcute💕

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全長7m、広々〜🌈。

改装はhiro幼なじみのMPS板金塗装のまーさんと二人三脚でつくっていきます💪

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#MPS板金塗装

https://www.instagram.com/mpsbw/?hl=ja

子どもたちも同い年で仲良し👫ラブラブで可愛い💕    @駒ケ岳ハイキング

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これからどうカスタマイズしていくか、ワクワク☺️✨

昨年、全米1フードカート🚌が多くサスティナブルな街のオレゴン州ポートランにてフードトラック巡りをした写真を見ながら、創造を膨らませ中🌈

薪を使ったりスクールバスを改造したり個性の強いお店が多く、地産地消の新鮮な肉や野菜を使用し🥬カウンター越しに出来たてのプロの味が楽しめるポートランドのフードカート🌯

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そして髙梨商店のマイクロバスは

ローストチキンの専門店‼︎🍗

『FIRE WORKS CHICKEN』号🐔

花火のまち大仙市また鶏を燻す火仕事にちなんだ命名🔥

地元肉屋や工場と提携し、秋田の特産品として全国に発信🙌 ケータリングの他に、ご褒美や手土産としても地域住民のライフスタイルが豊かになるお店を目指したいと思います😊

路面販売店として自家栽培の無農薬野菜を置いたり、鶏を飼って玉子をおすそ分けしたり🥕🥚サスティナブルな活動に貢献する作り手さんを応援する物販コーナーを設けたり🐝

ファイアワークスチキンの可能性は無限大♾

 

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コロナの収束や家づくりにもよるけれど、9月頃に髙梨商店のオープニングパーティーでキッチンカーのライブペイント開催も予定してます🎉

みんな遊びに来てね🙌