A-turn Family Project’s Blog

2020年。東京から秋田県大仙市へ家族で移住。秋田移住(A-turn)の旅へ!

pre A-turn journey 〜千葉県いすみ市part3〜

pre A-turn journey 第一弾。

秋田での生活における、ビジョンやコンセプトを家族で明確にするための旅。

パーマカルチャー と平和道場

motion-gallery.net

自然とつながり、自分の手で暮らしをつくる。これからの時代を生きるのに必要な技術を学び、「消費者」から「文化の創造者」になるための学びの場「パーマカルチャーと平和道場」を千葉県いすみ市につくります!

クラファンのことは知っていたけれど、主催者のソーヤー海くんに会うのは今回アメリカ西海岸のパーマカルチャーツアーが初めてでした。


人生が変わるパーマカルチャーツアー2018

greenzの記事も愛読していたため、代表の鈴木奈央さんとのコラボクラファンが目標金額を大きく上回って達成されたことは、時代の大きな変化を感じました。

リスペクトするひとたち口をそろえて「最高だ!こんな場所を日本に作りたい!」と語ったオーカス島の『ブロックス農園』どうしても行ってみたくて参加したツアー。

2年前に三宅洋平も参加したそう(一緒に行きたかった!)

 ブロックス農園全体が「食べられる森」(りんごだけで20種類以上あるらしい)

パーマカルチャー デザインコースの研修生12名が共に暮らしている

 

   

温室にもフードドライヤーにもなる多機能性の薪サウナ&シャワー。No,Sauna No,Life!!

羊のハーベスト。余すことなく美しく命をいただく感謝。

   

毎朝焚き火を起こしてミーティング。夜は火を囲んでparty♪

最終日のJAPAN NIGHTではお味噌作りや書道パフォーマンスなど特技を持ち寄った。

 

   

夏はアウトドアキッチン。農園の野菜たちは味が濃く本当に美味しい!   

美味しい野菜はコンポストトイレによる豊かな有機堆肥のおかげ。絶景を眺めながらの太陽光シャワーは最高!生活のほとんどが自然の恩恵を授かっている。

ブロックス農園がすごいのは、森全体が「食べられる森」になってて、頭上にはりんご(りんごだけで20種類以上あるらしい)、なし、プラムなど市場には出回らない美味しい果物たち。足元にはさまざまな薬草。パーゴラやフェンスにはラズベリーブラックベリー、さるなしなど。

熱を蓄える場所には暖かい地方の植物、斜面の北側にはより寒い地方の植物。初めて見る植物やいかしあう関係性のしくみがいっぱい。

歩きながら果物をもいだり拾ったりして食べる。自然の洗礼もダイレクトに受けつつも、あれだけ豊かな場所にいると、安心感がハンパない。

だんだん自然と自分の境界線がわからなくなってきて、人間も微生物と同じように地球の循環の一部に過ぎないことに気付いていく。

ブロックス農園のパーマカルチャーデザインの完成度はとても高く、知識不足で語るに足らないけれど、平和道場に来てみて、ブロックスを思い出させるようなわくわくコンテンツの芽🌱をたくさん感じました。

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平和道場は今年で3年目。

プロジェクトの中心メンバーが多忙すぎることもありゆっくりとした成長をみんなで進めている様子。可能性と希望が溢れている場所!春からは研修生も募集しているそう。きっと海外のfarmに行くよりハードでファンタスティックな経験になるに違いない笑

道場で開催されるイベントは、東京アーバンパーマカルチャーのHPにもUPされています☺︎

Tokyo Urban Permaculture

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permaculture-awaのフィルがデザインして創ったアースオーブン(左)伝統的な宮大工の手法を使って再生された母屋の柱(右)


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コンポストトイレの堆肥置き場。きちんと分解されれば清潔で臭わない(左)まだ小さい果樹の苗たち。10年後には食べられる森に!?(右)    

 

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今回案内してくれた、ツアーコーディネーターAkane。special Thanks& love💕

私が行ったパーマカルチャーツアーは非日常的なぶっ飛んだ経験で、参加者や出逢うひとりひとりのエネルギーが高く、全員が先生でした🌠

スピリチュアルな感性にはウトいけれど、次元上昇の世界ってこういうことなのかもって場面に何回か出逢った。

人生の大きなターニングポイントを14日間、寝食を共に駆け抜けた仲間たちの活躍をこれから一生応援していこうと思う!

 記憶に鮮明だからか、旅の紹介がメインになっちゃったけど、是非ソーヤー海くんが発信しているアクションや大冒険のお誘いに導かれてみることをオススメします!

miyake-yohei.com

【ソーヤー海がパーマカルチャーを通してやろうとしていること】
 
貨幣経済はあくまで一つの経済の形であって
持ち寄り経済も立派な経済ではある。
 
そのいろんな経済がある中で僕たちは生きていて、
重要なことは、生態系が何とか健康であれば生きていける。
もし社会が潰れた状態になっても。
社会も安定していると比較的いい暮らしができるけど。
 
でも貨幣経済が生態系とか社会を潰してしまうと、
もうほんとにないんだよね。オプションが。
 
だからそこの危機感で今ギフトの活動している。
なるべくその貨幣経済に関わりたくないから。
でも良い方向がまだ見つかってないから、
貨幣経済に関わりながらギフトをやっている。
 
NVC(ノンバイオレントコミュニケーション)と一緒だよね。
ピュアな世界に行きたいんだけど、
全然ピュアじゃない生活をしている現実。
 
そういう仲間がいっぱい地球にいて、
ちゃんとこういう捉え方をしながら素敵な生き方をしてる。
 
みんなも似たような世界観を持ってるかもしないけど、
ぼくは「資本主義教」って呼んでて、
特に東京中心にいると「やっぱりお金がないと食っていけない」
っていうマントラをみんなで唱えてるんだよね。
 
「金がない金がない」とか「食っていけない!」と言ってると、
ほんとにそういう感じになってしまう。
 
それって一種の宗教のやり方とおんなじなんだよね。
おんなじマントラを唱えていくとその世界になっていく。
やっぱり東京のお金が無いって言ってる僕の知ってる人たちは、
地球上で言うと豪族レベル。地球の平均と比べると。
 
だから「あるかないか」ってほんとに意識の次元で。
みんなで「金がない金がない」という世界を作っていると、
なかなかその意識からシフトしにくい。
だからそれがいつも挑戦。
 
いつの間にか太陽も月も消えて、あまり関係なくなっちゃってる。
とりあえず金がないとほんとに生きていけないって。
 
ぼくがパーマカルチャーやNVCで取り戻そうとしている世界観は
生態系があることで、社会があって、経済があって、
そして貨幣経済が成り立っているってこと。
この世界観で生きていけば何が一番効果的か見えてくる。
全て繋がっているってこと。

「資本主義教」笑。

 私も秋田で「食べられる森」を創り、食の循環を生み出すことが目標で、今までの人生からの流れからこのツアーで受け取った今回の人生のミッションだと感じてます。

 

濃厚ないすみ市ツアーだったな☺︎

さて、次はどこへ行こうかな。