A-turn Family Project’s Blog

2020年。東京から秋田県大仙市へ家族で移住。秋田移住(A-turn)の旅へ!

豪雪×巣ごもり・秋田2年目のホンネ

秋田にAターンして1年が経ちました🙌

2020年は髙梨商店の生誕年となり、持たない自由を楽しむ風の時代に突入した年🍃

物質を作り出すこと、物質を所有することが中心だった価値観が、精神性やつながり、ネットワークを重視する『所有』から『共有』へと移り変わっていくそうです。

シェアハウスやキッチンカーなど以前からシェア文化の中で生きてきたのですが、コロナ渦でさらに場所や仕事時間の制限から解放された今、アフターコロナの世界の在り方は全体的に流れが変わりそう‼️

 

さて、秋田に来て2度目の冬。

昨年は記録的暖冬と言われ『こんな年は産まれたてきて初めてだー』と聞いていた翌年の今年の豪雪☃️地元の皆さままびっくり😳

髙梨商店の物件にはじめて出逢った年前の写真と積雪量は比べものにならない笑。

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雪で埋もれて家が見つかりづらいw

第一弾は12月クリスマス前にどさっと降り、極寒のなかクリスマスチキンをキッチンカーにて販売しました!


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その後、第二弾は年末年始でどさどさっと降り☃️☃️


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-15度の朝。窓からの風景に樹氷あらわる。

停電や自衛隊派遣や雪おろしでの事故など災害レベルの情報が県内を飛び交い、大雪の自然の威力に全然適応できないsatori💦

😰『そもそも、雪かきってどうやるの?雪寄せグッズ種類豊富すぎるし使い方がわからんひ💦

てか、めっちゃ雪降ってる最中にみんな長時間やってるのなんで?一日中やってるやん、危ないやん。

雪でお店休むなんて通用するセカイ?

うわー毎日駐車場から朝出れないしハマるー🚌

何百キロの雪の塗り壁が屋根から落ちてくる恐怖!

ひゃーあのお宅もあっちも軒下雪で折れてる〜涙」

とにかく疑問と驚きだらけの日々が1か月近く続き、ヘトヘト(T ^ T)

そんな豪雪の中、中途半端だった引っ越しを年末年始に済ませることに🚛。拷問か😱

色んな方々の説明やアドバイスを受け、ちょっとずつ雪との付き合い方を咀嚼しております。

 

でも悲しいことばかりではない、💪

雪国の人々の底力を垣間見て感じることができた機会でもありました✨

雪寄せコミュニケーション、近所の方々と助け合ったり、知らないひとでも車がハマれば助けてくれたり🚗

雪寄せボランティアグループがいくつも発足し、高齢者の家や農家の果樹を救ったり🌳

宿や温泉のボランティア解放や、食事の寄付など数えきれないドラマの話題にに胸が熱くなりました🔥

私たちも微力ですがボラ飯の提供に携わり、今後の豪雪時の連携ネットワークの大切さを学びました☃️

寒くても心はやんわり暖かい、秋田の冬。

 

豪雪に加え、都心では緊急事態宣言にて巣ごもり。みんな大丈夫かなー?🦠

そんななか秋田のやっと雪も緩みはじめましたが、コロナの影響でテイクアウト需要が増えています☃️

時代が大きく動く今、わたし自身の価値観も、見直し整理整頓するよい機会です💡

気づかないうちに価値観の壁、思い込んで厚くなってないかなぁと。

 

そこでまた頭に浮かんだのが、風の時代のはなし。

持たない自由を楽しみ、「自分の心を感じる」「自分の感情を感じる」っていう男女問わず誰にでもある女性性を認め個人を尊重する多様性の時代。

 

秋田にAターンして一年。

見知らぬ土地に嫁に来て、コロナ禍のなか、人生初めて土地物件を購入して飲食店を構えた激動の2020年。

花火の迫力や豊かすぎる四季の美しさや自然の雄大さに感動し🎇

ビジョンを描き、地域に根付くために走り始めた第一歩👶

楽しい❗️毎日があっというま🏃‍♀️注目される緊張感も。

でもなんか疲れる。寂しい感じもあったり。

あれ、わたし秋田人にならなきゃって無理してる自分がいるなぁって。

 

旅するように生きる私のアイデンティティや、地元下関のルーツ、どこかに閉じこめてる気がする😴

『当たり前だよ、慣れて地元民に受け入れられるなんて何年もかかるよ、集まれば昔話や噂話ばかりだし、友達だってそんな簡単にできるもんじゃないし、仕方ない。地元の過去の家柄やキャラで大人になった今の地位が決まる雰囲気が気持ちよくないから、地域から出て行きたくなる気持ちもわかる。』

この一年、ナーバスなことばが自分のどこからか時々聴こえてくることもあって、ちっぽけで嫌気が刺した。

もちろん、想像以上に地域の人は優しくてウェルカムで、hiroの交友関係や、学校関係、移住者コミュニティなど少しずつ友達もできてきてる🤝

秋田に来てすぐコロナで、集まる機会も少なく流れが滞っているのはもちろん、だからこそ丁寧に関係性を紡ぐこともできている。

 

でもふとした瞬間に気付く。私が輝いて見える人はいつだって、場所や常識に捉われず自由に旅するように生きている。私のアイデンティティそのもの。

秋田にいても私はそのままでいよう。

日本中の友達に相談だってできるし、学びたいこともオンラインで知識を共有できるようになった。

秋田にいながら今までお世話になった人たちの力になったり地元下関を応援することだってできる🐡

秋田にはまだまだ知らない場所がたくさんあるからマイクロツーリズムも毎月の目標に。

身近な場所にキッチンカーで出店して地域の魅力ももっと発見したい。

 

今年は、風のように自分の興味を丁寧に探究していこう。

目に見えない精神性に居場所を見つけることができてなんだか少しほっとした。

 

私たちは髙梨商店というリアルなフィールドでビジョンを実践して楽しみをみんなで共有できるから。

畑に鶏小屋、野外シアター、キッチンカーの活用。ここでやりたいことは盛りだくさんあるけど、できれば仲間や地域のひとを巻き込んで楽しんでやりたい🙌

オンラインで居場所を見つけることができる時代だけど、私たち人間はリアルな触れ合いでしか得られない安心感や関係性もある👶

 

ネットワークとリアリティのバランスをこの一年はじっくり感じて楽しむ!

2021年の抱負です^^